オカマだけどOLやってます

「オカマだけどOLやってます。」竹書房

アマゾン購入感想

気軽に読み始めたら...思いのほか発見があった。
読み始めのうちは、
「へー、ネクタイにスーツがそんなにイヤだったんだ〜。
でもわかるなぁ。ワタシもフリルとかピンク色とかキライだし、
そういうのってあるよね。」
などと、軽い気持ちでうなづいていた。

が、最後の方で、
『「オカマ」という人種が異常に大好きな方々、いますよね。』
『彼女ら、私がオカマだというだけで、いきなり仲良しモード』
『私のオカマな部分しか見てないんだろうなあ、って。』

(能町さん風にいえば) うわーん、まさにそうだったよ。
今まで、友達にゲイの人とか紹介されて、“それだけ”で浮かれてたワタシ。
その人らの性格とか趣味とか以前に、「お近づきになれて、ウレシイわ♪」
みたいなノリで接してた。

すごく理解あるような態度で仲良くしていたけど、いくら好きといっても、
はじめから特別視している時点で、差別だったのかもなぁ...と、反省。
たしかに、こういう方たちのことがキライとか苦手という人より、
タチが悪いかもしれない。

障害とは思っていなかったが、世間の荒波にもまれて生きてるのかな、
という意識はあった。
気苦労の多い方たちもいるだろうけれど、能町さんはのほほんとしてるみたい。
うまいこと渡り合っているというか。(あくまでイメージ)

セキララな内容がおキラクにつづってある本。
OLさんは、お昼休みや休憩時間に会社で読むと、より楽しめるかも。

元男が女社会にいかに溶け込めるかの体験を面白く描いた作品。元男という視点で描かれる様々なOL社会での問題を上手くやり過ごしている様を語っているような内容の本。

GIDが女性社会で生きていく際に起きるであろう問題を堅苦しい書き方ではなくちょっと面白みを含んだ描き方をしているので、気軽にと言っては失礼かもしれませんがそんな感じで読むことが出来ます。

しかしバレずにOLになれるだなんて、きっとここに描かれているようなめがねのおばさんみたいな方ではなく本人も語っているような素でも女性に見間違われるような女性的な美しさをもった方なのかもしれませんね。

面白く読める性同一性障害というと、重い感じがしてなかなか読む気になれないものですが、
この本は、イラストがたくさん載っていて分かりやすく、
どんな人でも楽しみながら、脱力して読めると思います。
性同一性障害についても身近に感じて理解を深めることができました。
ただ、タイトルや文中でもよく用いられている「オカマ」という言葉は、
差別用語なので当事者の中には傷つく方もいらっしゃるかと思われます。
オカマという言葉は著者が分かり易いように、ある意味自虐的に使っているだけであり、
日常会話では使わないで欲しいという意味を込めて★-1。

素敵な女性になるためのバイブル!能町みね子さんのとっても素敵な人柄の解る本でした!女性として生まれついた方々、年齢問わず、楽しめると思います。古き良き日本女性の姿(誠実で賢く心優しい)を実践で体験し、身に付けた事をびっくりするほど、正直に書かれていて、素敵な女性になるためのマニュアルがあると思いました。

あとがきで「障害を持つ人をかわいそうだと思わないで欲しい」って感じの文面に はっ としました・・・
きっとその気持ちって すべての障害を持つ人達への差別に つながってしまいますよね?

ついに書籍化!待ち遠しい!ブログを見つけてからはや6ヶ月。
ついに「オカマOL」が書籍化されるんですね。
能町さんのアップテンポなストーリーと、独特なイラストが素敵なサイトなので、書籍も期待が持てます。
追加で書いたイラストの出来が楽しみです。

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